耐震補強工事

耐震補強工事についてです。
1995年1月17日の阪神・淡路大震災、2011年3月11日の東日本大震災、2016年4月14日・16日の熊本地震、2018年6月18日の大阪北部地震と、近年日本では大きな地震が頻繁に発生しています。
今後も起こりうるであろう地震から命を守るためにも、住宅の耐震補強工事は重要です。
耐震補強工事で、大切な家族や我が家を守っていただきたいと思います。

1981年より前に建てられた建物は要注意!

日本の建築基準法では、耐震基準が定められています。
その耐震基準が大きく変更されたのが1981年なのです。
1981年以降の耐震基準を「新耐震基準」、それまでの基準を「旧耐震基準」と呼びますが、新耐震基準では「極めてまれに起こる大地震でも倒壊しない」ということが前提となっています。
1995年1月17日の阪神・淡路大震災で「新耐震基準」で建てられた建物の倒壊は確認されておらず、倒壊した建物は全て「旧耐震基準」で建てられた建物でした。
そのため、1981年以前の「旧耐震基準」で建てられた建物は、耐震性が極めて低く、大きな地震が起きた場合に倒壊してしまう可能性が高いです。
1981年以前に建てられた住宅で、まだ耐震補強工事を行っていないという場合は、早めに耐震補強工事を行うことをオススメします。

耐震補強工事で行う主な内容

■基礎の補強

建物を支えている基礎土台がしっかりしていないと、大きな地震で倒壊する可能性が高くなります。
基礎のコンクリートに鉄筋が入っていない場合は、鉄筋コンクリートと一体化させる工事を行う必要がありますし、基礎にひびが入っている場合が、クラック部分の改修が必要です。

■腐朽箇所の修繕

建物の土台や柱が、経年劣化により腐朽していたり、シロアリの被害を受けていたりすることもあります。
柱や土台が腐朽していたり、シロアリの被害にあっていると、耐震性が低下してしまいます。
その場合は、土台を取り替えたり、柱の根継ぎを行ったりする工事が必要です。

■壁の補強

筋交い等の入っていない壁や、間仕切り壁は、横から加わる力に弱いです。
そこで、耐力壁で壁を強くしたり、新たに壁を増設したりすることで耐震性を向上させることができます。

■屋根の軽量化

屋根が重いと、地震が起きた際に、建物が崩れやすくなります。
日本瓦などは、とても重量があるため、軽い材質のものに取り替えることで耐震性の向上が可能です。

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