解体工事
解体工事についてです。
解体工事とは、建て替えや新築工事を行うために、既存の建物を取り壊して撤去する工事のことです。
また、建物全てを取り壊すだけでなく、内装解体や外構解体など建物の一部を解体するといった工事もあります。
建築物解体工事
建物と一言でいっても、木造や鉄骨、RC造など様々な作りがあります。
建物の解体工事を行う場合は、建築物の構造や、周辺の環境によって適切な解体方法を選択する必要があります。
ただ、壊すのではなく、近隣の方々への配慮や廃棄物の適切な処理なども重要なのです。
内装解体工事
内装解体工事は、建物は残したまま内装のみを解体する工事です。
マンションの一室や事務所、店舗、一般住宅など様々なところで内装解体工事が行われています。
原状回復や改修工事、リニューアル工事等、それぞれの状況に応じて解体する必要があるのです。
住宅のリフォームやリノベーションを行うために、内装解体工事が必要なこともあるので、身近な解体工事だと言えます。
外構解体工事
建物だけでなく、周辺のブロック塀やアスファルトなどを解体する工事を、外構解体工事と呼びます。
外構解体工事は、振動や騒音を伴いますので、しっかりとした対策をしたうえで、細心の注意を払って工事に取り組む必要があるのです。
解体工事では近隣トラブルに注意
解体工事では、近隣とのトラブルが発生することがあります。
きちんと対策を行い、細心の注意を払って工事を行っていても、解体工事ではどうしてもホコリや騒音、振動などが出てしまいます。
特に住宅街などの場合は、近隣住民の方のご迷惑になることも多いです。
そのため、事前挨拶がとても大切になります。
事前に工事日や工事期間、騒音や振動、ホコリが発生すること、工事車両が出入りすることなどを伝えておきましょう。
事前にしっかり解体工事業者と打ち合わせを!
解体工事を行う際は、解体工事業者との事前打ち合わせも重要です。
業者との認識の違い等から、「残しておいてほしかった箇所まで解体されていまっていた」というような取り返しのつかないトラブルが発生することもあります。
解体工事業者との事前打ち合わせは念入りに、細かいことまで確認しておくと安心です。
解体工事業者を選ぶポイント
・解体工事ができる許可証を持っている
・損害賠償保険に加入している
・きちんとした見積もり書を提示してくれる
解体工事業者を選ぶ際は、上記のポイントをクリアしているか確認しておきましょう。